葬儀の後の会食は一人5千円程度から
2020年01月05日
火葬や葬儀が終わった後、精進落としと言って会食の席が設けられます。もともとの精進落としというのは四十九日明けに食べる肉や魚のことですが、今はあまり関係なく普通の食事が出されます。一人当たりの費用は5千円ほどで、業者によってはもう少し高くて8千円くらいのこともあるようです。
精進落としという意味合いはほぼ無く、親族や僧侶に対してお疲れ様でしたというねぎらいの会食なので、やはり少し豪華なものになります。豪華と言ってもおめでたいことではないので、伊勢海老や鯛のような慶事の食材は使われず、赤飯ではなくただの白米や黒豆のおこわが用いられます。
地域によって違いがあるので、事前に内容を確認しておくといいかもしれません。また、セレモニーホールのような場所で会食まで済ませる場合は、膳ではなく仕出し弁当形式のこともあります。セレモニーホールで葬儀をした後、料理屋に移動して食事を取ることもあるので、それによっても予算はだいぶ違ってくるでしょう。
仕出しで済ませるのが最も費用がかからないようです。ちなみに通夜振る舞いというものもありますが、こちらは大皿料理が主流で一人当たり3千円ほどの費用で用意するのが一般的です。