戒名ってどのような意味を持つのでしょうか
2016年12月20日
人間は必ず亡くなりますが、葬儀で位牌に故人にちなんだ漢字の羅列が書かれています。これを戒名といいます。戒名に関する基礎知識ってどれくらいお持ちですか。本来、戒名とは仏教において受戒した人が与えられる名前のことです。戒名とは仏教徒になったという証名のような物で、生前に与えられるものでしたが現在では亡くなった後に戒名授与される人が多くなっています亡くなった際に、葬儀等を取り仕切るお坊さんによって名づけられるのですが、実は、ランクがございます。
しかもランクによって金額も変わってきます。「院号」「道号」「戒名」「位号」が基本的な戒名です。ではこのランクはどのようにして決められるのかといいますと、生きている時に仏様やお寺にどれだけ功労したかによって変わっていました。お寺の基準によって決まっていったのが一般的です。お寺は寄付などの援助、生前のお寺との関わりの度合いで戒名を決めるので、社会的に立派だったとか会社の社長だったなどの肩書きはあまり関係がありません。
しかしながら一部には戒名料を少し多めに払う事で亡くなった後の戒名のランクを上げたい方もいらっしゃいます。自分が戒名を選ばなければならない立場になったときには色々な事情も踏まえ判断していきたいなと思います。